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老後の危機管理セミナー講師(中)

パンフレット内容
またリタイヤメントセミナー講師です!で予告していました、2日間のセミナーに講師として臨みました。第1日目は「老後の経済」です。年金や民間保険、資金運用や振り込みサギに至るまで、テーマを絞って5時間で5テーマと、メリハリのつくお話にしました。

「老後」と銘打ちましたが、それほどお年でない方から70歳を越える方まで、多士済々です。やっぱり年金に関心が多いようで質問も多かったです。午前中一杯かけましたが、テーマを絞ってやったせいか、まとまりよく終わりました。

前回のセミナーで良いとおもった点は取り入れました。参考書籍をズラリと並べ、講義の合間に「この本はこういうことが書いてあります」と紹介するのです。壇上に立って延々と述べるのではなく、「壇上」「書籍紹介」「ホワイトボード」を縦横に使って飛び回るのが私のセミナーのスタイルです。

午後は民間保険の選び方、資金運用、振り込みサギです。民間保険は生保とガン保険、医療保険のみでポリシーを一点に絞って選び方を解説しました。特定の生保会社に偏らずに「大体の相場」でやるのはちょっと難しかったですが、人生の先輩相手にヘボらずに済みました。

資金運用は金融商品のラインアップに、何といってもテーマが危機管理ですから「こういう営業マンの発言は要注意」という分かり易い点から攻めました。こういう発言をしたらこういう理由でおかしいよ、ここを尋ねよ、という「一覧」はメリハリをつけるのに役立ちました。

「振り込めサギ」はこれはもう「商品のラインアップ」に尽きますので、○○サギを徹底的にたくさん揚げました。

俺はだまされない、という確信でもダメですし、知識があってもいざというとき役に立つとは限りません。ですから量を当たっておく、こういうのもあるんだ、という実例を少しでも多く触れておく方が役に立つのです。

5時間あっという間に過ぎ、質問時間が終わり7分しかとれず、タイムオーバーしてしまったのはまずかったですが、こちらとしては想定どおりの内容を盛り込むことができたつもりです。