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経験―決意―動機の道筋
経験して、決意する。そして動機になってその仕事が継続する、という、より大きな仕事人の成長のパターンです。経験や動機が重要なことはみんな分かっていますが、それに至るところに「決意」があることは余り知られていないようです。しかしその決意がないと、経験(能力)があっても、動機には結びつきません。
この「決意」の引き出し方にはどういうものがあるでしょうか?5つの方法があります。
1、プロセスと尺度の明確化
2、認知及び賞賛
3、個人の成長実感
4、起業家精神
5、MVP
1、プロセスと尺度の明確化:散々やった後で、「やっぱりダメですね」と言われれば、腹が立ちます。どこまでやったら合格か、という見返りの基準は必要です。また、どうすれば成果に結びつくかの方法論も必要です。「本当にこのやり方で良いのか」と不安にならない様にしましょう。
2、認知及び賞賛:ディズニーランドのカストーディアルは、ただの掃除の人ではありません。重要な仕事と認知され、尊敬されているので、チリ一つない遊園地が実現できるのです。
3、個人の成長実感:成長し続けるからこの仕事が好きだ、というものです。
4、起業家精神:自分の作った仕事なら我が子のようにかわいいものです。盆も正月も休みもなく仕事をしてしまいます。
5、MVP:使命感、価値観、誇りといわれるものです。これまでは「青臭い」と言われてきた分野です。プロジェクトXの富士山測候所の例は、高度3,776mの仕事を高さ1.7mの人間のプライドに置き換えました。言うまでもなく、ごく普通の会社で存在することは、プロジェクトXの他の例が物語っています。
これからはお金や地位で釣るのではなく、社員がやる気を起こす「内発的動機付け」が必要です。そしてこれらのものは、文章にしてアリアリと見せ付けることが大事です。