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明日から公的年金廃止!

となったらどうなるでしょうか?そんな事態になった国があります。高齢者10万人の年金ゼロに…トルクメニスタン(読売新聞) 経過措置も、ご説明も、謝罪も何にもなしのようで、いきなり「年金やめます」という宣告がなされたもののようです。

年金受給者33万人のうち、
○ 3人に1人が全額支給停止
○ 3人に2人は大幅減額
○ 障害者年金廃止
○ 追い討ちに、「過払いの」年金返済請求

うわあ~過酷ですね。こんな暴挙は過去のどんな独裁者もなしえなかったことでしょう。これほど国家が追い込まれているのでしょうけど、心臓発作で急死する高齢者が相次ぐというのは分かります。トルクメニスタンという国、どんな国なのでしょうか?

○ もともとソ連の一共和国
○ 永世中立国(スイスと同じ)
○ 砂漠に覆われている
○ 資源は豊富
○ サパルムラト・ニヤゾフの独裁。終身大統領。

このニヤゾフ終身大統領の「旧ソ連は年金をやりすぎた」というのが、今回の「改革」の理由です。本人は結構ソ連共産党の世話になっているのですが。

よくこんなことを「正義の」アメリカや国連が黙っているものだと思います。しかし西南アジアの「タン」の付く諸国(旧ソ連の諸国に、アフガニスタンも含む)と、キルギスは紛争の発火点といわれているので、ロシアとの関係も考えて、国際社会の手が下しにくいのでしょう。

しかしいざ手を下す段になると、年金を奪われた高齢者が真っ先に戦火の犠牲になるでしょう。歴史的にはチムール帝国はじめ、世界の文明の中心になったこともある地域です。共産主義や独裁をやめた後の混乱を収める何らかの受け皿が必要です。もっともそれが見つからないからイラクなどは困っています。