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成長分野人材確保・育成コース

特定求職者雇用開発助成金 成長分野人材確保・育成コース

他の特開金各コースの、成長分野に就職したことへの上乗せ助成金です。

★ どんな助成金?

デジタル・グリーン分野及びこれに関連する分野(成長分野)の業務に従事させる事業主が、就職困難者を継続して雇用する労働者として雇い入れ、人材育成や職場定着に取り組む場合に、特定求職者雇用開発助成金の他のコースより高額の助成金を支給します。

★ いくらもらえる?

高年齢者(60歳以上)、母子家庭の母等、就職氷河期世代不安定雇用者、生活保護受給者等
・・・90(大企業75)万円 ・・・1年間
就職氷河期世代不安定雇用者
・・・90(大企業75)万円 ・・・1年間
身体・知的障害者、発達障害者、難治性疾患患者
・・・180(大企業75)万円・・・2年(1年)
重度障害者等(重度障害者、45歳以上の障害者、精神障害者)
・・・360(大企業150)万円・・3年(1年6か月)

★ 受給のポイント

ハローワーク、地方運輸局、適正な運用を期することのできる特定地方公共団体、有料・無料職業紹介事業者または無料船員職業紹介事業者の紹介で雇い入れた場合のみ、助成金の対象となります。雇入れ日から1ヶ月以内に、他の助成金ともども計画書を提出することがポイントです。

その後6カ月ごとに雇用の実態を記した支給申請書を労働局又はハローワークに提出します。期限はその6ヶ月が経って2カ月以内です。

対象労働者を、以下のいずれかに従事させる事業主であること。デジタル・グリーン分野成長分野は以下の通りです。

・デジタル、DX化関係業務
職業分類表の「情報処理・通信技術者」及び「その他の技術の職業」(データサイエンティストに限る)に該当する業務(例)システムエンジニア、プログラマー、ITコンサルタント、ITヘルプデスクなど

・グリーン化関係業務
職業分類表の「研究・技術の職業」に該当する業務(脱炭素・低炭素化などに関するものに限る)

対象労働者については、成長分野(デジタル、グリーン)の業務に従事する方⇒専門的職業に従事する、かつ未経験者のみを対象とし、以下のいずれかに該当する雇用管理改善又は職業能力開発に係る取組を実施すること。

・雇用管理改善
a 諸手当制度、 b 研修制度、 c 健康づくり制度、 d メンター制度、 e 短時間正社員制度
f 人事評価制度、 g 賃金表の作成、 h テレワーク環境の整備、
i その他雇用管理改善に資する制度

・職業能力開発
a 事業主による職業訓練の実施、 b 他社が実施する教育訓練の受講機会の提供
c 職業能力検定の受検機会の提供、 d 実習併用職業訓練の実施
e キャリアコンサルティング機会の提供、
f 有給教育訓練休暇、長期教育訓練休暇、再就職準備休暇の付与
g 事業内職業能力開発計画の作成、 h 事業内職業能力開発推進者の設置
i 熟練技能等の習得の促進、 j その他職業能力開発に資する取組の実施