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教育訓練会社のセミナー

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JIPMソリューション、教育訓練助成金セミナー

クビを切るくらいなら、まず休業させ、人材をキープして助成金をもらいながら、景気回復の機会を待とうという趣旨のこの助成金ですが、最近は休業だけでは飽き足らず、教育訓練や、他の助成金に目が向いてきたという情勢になってきたと思っていました。

しかし、セミナー前にごあいさつしたところでは、まだ助成金は検討中という会社さんが多かったです。前の出版社のセミナーもそうですが、助成金のコトを聞いてなおも、2番煎じでセミナーを受けようという会社さんは少ないような気がします。

リーマン・ショック以後、10ヶ月が経とうとしています。私のお客様でも、2月3月は景気が悪かったものの、4月以降持ち直し、休業も減ったというところもあります。政府の大盤振る舞いが功を奏したというところでしょう。

しかし今後はいかがでしょうか。うまく離陸してくれれば良いのですが、上がったのは良いけれどエネルギー切れで落ちるということも考えられます。政府の財政も無限ではありません。大盤振る舞いすればそのツケは確実に税金に跳ね返ってきます。

ツケを払わされる前に、助成金受けましょうと、すすめるのですが、助成金は根本が政府の政策なだけに、企業が受給するにはなかなかムツカシイ面もあります。ただし助成金も予算です。これは取った者勝ちです。ムリしない程度に受けられるなら、積極的に受給されることをお勧めします。