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介護労働環境向上奨励金

介護労働者の負担を軽減する設備への助成金です。平成24年4月改正で人事制度の導入も対象になりました。

★どんな助成金か?
介護労働者の身体的負担軽減し、雇用管理改善を促進するため、

 ・介護福祉機器(ベッドは除く)の計画に基づく導入。
 ・介護労働者の評価・処遇制度の導⼊・改善、教育訓練計画の整備・改善。

のいずれか、または両方した事業主に対して助成する制度です。

★ いくらもらえる?

1、評価・処遇制度、教育訓練計画の整備・改善などに要した費⽤
2分の1(上限100万円、新規事業主には一定の要件で10万円加算)

2、介護福祉機器
2分の1(上限300万円、1とは別枠)

★ 受給のポイント

評価・処遇制度の導⼊・改善、教育訓練計画

①計画(6ヵ⽉〜1年間)に基づき、雇⽤管理改善に資する制度の導⼊・適⽤を⾏う事業主であること
②計画期間の終了後の事業所職員の定着率が80%以上であること
③介護労働者雇⽤管理責任者を選任していること

以下のような措置で、助成金が降ります。

・採用情報に関するホームページの作成 ・求人情報誌や新聞への求人広告掲載
・評価・処遇制度の導入・見直し ・昇進・昇格基準の導入・見直し
・賃金体系の構築・見直し ・諸手当の導入・見直し ・介護労働者の希望を踏まえた体制づくり
・シフト勤務の整備、教育訓練計画の策定・見直し ・新人教育担当アドバイザー制度の導入・見直し
・法定健康診断項目以外の項目に係る健康診断の実施 ・メンタルヘルス教育・相談等に要する費用

介護福祉機器の導入

設備の導入の他、以下のような要件が必要です。
○ 導入機器の使用を徹底させるための研修
○ 導入機器のメンテナンス、効果の把握、腰痛予防の講習
⇒その改善率で判断します(基準を下回った場合は不支給)

施設の導入の6~1ヶ月前までに導入・運用計画を立てます。

導入して、代金を支払いします。

計画期間(3ヶ月~1年)が過ぎて1ヶ月以内に申請します。