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「キバン」人材助成金セミナー

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内容は「中小企業基盤人材確保助成金」の
○売り方
○1段階の申請について
○2段階の計画について
○3段階の受給について

お話したものです。これだけの申請が行われる助成金ですから、添付書類や作成方法など全部話すとなると3日や4日はかかるでしょう。そこで、それぞれの段階について、中心となる書類、一番力を入れる部分について述べました。

まあそれにしても、実務はハナシが盛り上がりますね。こういうときはどうするのか、という質問で宿題まで持って帰ることになりました。情報だけであれば「いいコトを聴いた」で終わっても良いのですが、ここに来た方々は具体的に案件を抱えている先生ばかりです。

ポイントを絞っても、やっぱり申請の核心を突くとなると、いろいろ出てくるのです。申請も千差万別ですね。この助成金は複雑な要件と3段階もある申請に加えて、役所担当者の解釈の違い、という難物が加わります。

何しろいろいろ要件を加えた結果、担当者でさえ正しい解釈が分からなくなっているのです。担当者が2人出てきて、一方の人が「こりゃダメですね」と言って、その直後にもう一方の担当者が「いや、この要件はクリアできる」と反論してくれたおかげで、申請できたということもありました。

今回はそういうこともお話しましたが、「助成金とは難物だ」という印象を与えますね。不正を防ぐには要件を難しくしなければならないのですが、おカネが入るという以外の、組織をちゃんと作るとか、保険に入るとか、そういう副産物の方を重視していきたいです。

何しろ保険とか雇用関連の法律というのは、分かりにくく、短期的には利益の出ないものが多いのです。しかしやっぱり生き残る会社は、長期的な視野に立ってコツコツ努力を積んだ会社です。カネ以外にそういうことを説けるかどうかが、社労士としての腕の見せ所だと思います。