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LECでの助成金セミナー

今注目の雇用関連助成金はこれだ!

今年4回目にして最後のセミナーが終わりました。今年度の総決算ともいうべき内容で、今年新設された助成金を中心にした、その後の趨勢、法改正のラインアップをはじめとして、8種類の助成金をセレクトして90分しゃべりました。

LECならではのビデオシステムがあって、インターホンで連絡して講義を始めます。襟元につける小型マイクも初めてで、フリーハンドになるのですが、悲しいかな黒板、ホワイトボードに書くことはビデオ撮りするために基本的にご法度です。

ですから90分延々としゃべり続けなければなりません。図を描いてパワポのように写す最新機器もあったのですが、この場では役に立ちません。

助成金の現況とラインアップで40分、8種類の助成金で50分です。今までのセミナーの蓄積があって、個別の助成金はレジュメを改装して済みましたが、現況とあわせて解説するとなると、新しい知恵が必要です。

新しいものだけではなく、ひそかなブームの助成金もありました。また、売れなかった助成金も敢えて解説しました。そういうことで、助成金を通して分かる企業の情勢については良くお分かりいただけたものと思います。

これまでのセミナーは個々の助成金の紹介でしたが、今回は総決算と言うことでこれまでの分析が必要です。やってみますと、ブームの助成金は予算を枯らすほど利用されるのに対し、売れない助成金はとことん売れない、という2極分化が進んでいるように思います。

何しろお上の論理と現場の現実とは乖離が大きく、その乖離が年々大きくなっているところにその2極分化の原因があるように思います。助成金もしかし売れるものでも金額が小さく、これだけで大儲けというのはコンサルにとっても難しいのです。

企業の実情に合わせて、その要望に応える形で助成金の組み合わせを提案できれば助成金コンサル明利に尽きるでしょう。