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平成18年度 新設助成金申請手続・受給のポイント

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ビジネスガイド 2006年 10月号

特集のNo.1で、一番最初の記事で、18ページです。私にとって今年度の助成金改正の集大成記事といえるでしょう。

<今回の雇用関連の助成金改正は、一言で言うと「オイシイ助成金一括集中の時代から、用途に応じた助成金本来の姿への回帰」と言えるでしょう。これからは逆に、社員のために良かれと思ったことをなせば、それに助成金が付いてくるという時代になります。

会社によって福利の態様はさまざまです。長く働いてもらいたい会社もあれば、能力を高めてもらいたい会社もあるでしょう。その与えたい福利に合わせた助成金を専門家が提案するのです。

要するにおカネから生み出される福利、から、福利の良心に支払われるおカネ、という変化です。おカネとは難しいモノです。「助成金は企業をダメにする」と言い切る社長さんもいらっしゃいます。

これからはおカネ以外の福利導入の動機を育てたいものです。助成金とは、その良心に支払われる予想しなかったプレゼント、というスタンスが一番健全ですね。