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就業規則の改定(義務と”心の”報酬)

○人材の義務:無理ない労働条件で、人材の定着を図ります。

① 規則の変更
勤務のことです。従業員個人の事情と業務によって、単純作業と、経験の必要な業務の区別をはっきりし、個人に振り分ける仕組みを作りましょう。場合によっては変形労働時間制の取り入れも検討しましょう。

② 具体的な行動
従業員各人に部長・人事担当者が改めて個別に面接を行い、勤務時間、休暇、休業についてもう一度ヒアリングを行いましょう。

○人材への見返り:心の満足する報酬で、能力の自発的向上を目指します。

① 規則の変更
給与その他のことです。賃金については、成果報酬のシステムも検討しましょう。また、自然発生的なコミュニケーションの他に承認ノートや、掲示板、パソコンメールの活用などでのコミュニケーションを第2章の人事のところなどで、規定しましょう。また、表彰制度も「こういう工夫をした」「喜ばれた」という声をお客様からフィードバックするシステムを作り、頻繁に表彰を行うようにしましょう。そのためにはちょっとしたことでも表彰に盛り込むことが重要です。

② 具体的な行動
賃金規程の見直しを図りましょう。給料を倍にしても倍の働きにはならないし、100円減らしても働きが大幅に減ることがあります。会社のためになり、本人も納得する効果的な賃金規程の見直しを行いましょう。コミュニケーションのシステムは使いやすく、時間のかからないものを徐々に選びましょう。表彰制度は分かり易く、身近なものをやはり従業員からのヒアリングで造りましょう