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就業規則の改定とは?

就業規則に関する全体的な診断では、
○ 取り組むべき施設の方向性 および、求める人材像を盛り込むこと。
○ さらに、その人物像について、どういう義務を求めるのか?
○ また、見返りはどうなのか?を盛り込むこと。
を診断させていただいております。

○ 就業規則改定の目的は…
就業規則を改定することで、組織の雰囲気が良くなり、働き易い環境ができることです。なぜこの会社で働くのか?何のために働くのか?働いた結果どういうものが得られるのか?そういう疑問が解消され、仕事に対するモチベーションが上がれば、社内の人間関係も円滑になり、仕事の目標に向けて関心を一本化できるでしょう。無論、それは法律に違反しないことが大前提です。

○ 注意点

単に、規定を改定するだけでは、「自分たちのことを分かっていない上司がこれを使えるのか?」という不信感が湧くと思います。どんな立派な制度やしくみを設けようと、それだけで職員は喜びません。従業員も参加した規則作りが必要です。また、作った後のコミュニケーションのしくみづくりも必要です。

以上の点と、御社の雰囲気、お聞きした問題を踏まえ、強く、豊かな組織を作りましょう。そこで、以下の4点について、①規則の変更、②具体的な行動に分け、就業規則の改定に関する具体的な提案をいたします。
(1) 施設の方向性 : 当施設の社会的役割
(2) 求める人物像 : 当施設の求める理想的な人物像
(3) 人材の義務  : 当施設に勤務する人材の果たすべきこと
(4) 人材への見返り: 当施設に勤務する人材への「心」の報酬