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退職金規程作成の注意点

要は退職金をどう支給するかを書けばいいのですが、要所要所は押さえておく必要があります。

1、適用範囲 : 適用する範囲よりも、適用しない範囲を明らかにしておきます。
2、受給資格 : 何年経ったら支給するのか、社会通念に照らして決めます。
3、支給区分 : 自己都合・会社都合の別をはっきりしておきます。
4、アメトムチ : どういうことならば加算するのか、どういう場合なら減額するのか、ここが最大の退職金規程の存在意義です。訴えられたら勝てるか、社会通念でどうなのか、効果をよく考えます。
5、社外積立(中退共など)と社内積立の兼ね合いをどうするか。

一般的にはこの5点を押さえればうまくいくでしょう。