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大学でのマナー講師(下)

死闘!大学の講師(上)

以来2度目の「大学講師」です。就職活動マナーの続きで、今度は実践編です。実践といっても結構膨大なマナーを1時間で語らねばならず、ワークも入れ、いろいろ具体例も挙げるというものです。

今回は大学の就職部長が出てこられて檄を飛ばします。そのせいか結構マジメに聞いていただくことができました。やり口はそれほど前回と変わらないのですが、緊張感が利いたようです。

レジュメを全部読んでいると時間が足りないので、具体例を挙げ、学生にマナーの良し悪しを当てる「ワーク(と言えるのか)」を入れてと、工夫もします。今回は学生のところまで行って直接声を掛けてみました。意外に積極なヒトも居て、確かな答えを得ることができました。

それが終わると別の先生が作られた「ミニテスト」です。

これは成績などに影響するものではないのですが、皆さん実に積極的です。学生時代の私なら白紙で出していたかも知れませんが、私の見た限りでは100数十人全員書いていました。驚くべきことです。

学生さんと一口に言いますが、不況の就職難が解消されていからいくばくも経ってないことが分かります。みな真剣に質問してきます。通り一遍の答えでは通用しない感じです。先日とは空気が一変し、おかげで結構多くのことを伝え、コミケできたと思います。

今後いろいろな社会生活を営むでしょうけれど、不況の影響が残って、好景気にアグラをかいていないところは実に貴重な資質です。そういう所を忘れなければきっと職業生活はうまくいきます。

思うに若年者のキャリア開発は、いかに精神的な面でフォローできるかかかっていると思います。定年退職者のキャリア開発が、知識知恵の面であることを考えると対照的です。どちらを選ぶか両方選ぶのか、実際の仕事を踏まえて考慮中です。