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自己表現でストレス開放!

「カタルシス効果」というものがあります。カラオケでマイクを手放さないタイプの方は、歌うことでストレスを開放しているのです。それで得られる開放感を「カタルシス効果」といいます。

過去の屈辱的な体験、恐怖、罪悪感などを自由に表現することで精神的な抑圧や、緊張を解消するこのなのです。たとえば失恋したときに、おおっぴらに「私は失恋しました!!」と街中で叫ぶわけにはいかないでしょう。

それに代わって、悲恋の歌を熱唱することによって抑圧感を開放しようというのです。実に分かり易くて良いやり方ですねえ。これを企業に応用すれば、はなはだストレスレスな会社ができそうな気がします。

カラオケボックスを会社内に設置するというのはどうでしょう。歌は範囲を決めても良いし、「騒音」がもれないようにし、役員による管理を徹底すれば問題も起こらず、意識から活性化しそうな気がします。現在のメンヘル問題は、会社の居心地が悪いところから来ています。仕事場といえど、「遊び」の要素を取り入れる時代に来ていると予測するのは大胆でしょうか。

音楽の効用に似ていますね。苦しいことがあったら、元気な曲で回復するとは限らず、かえって悲しい曲の方がいい場合もあるということです。何といっても「自分で」表現することが大事です。

私もカラオケ嫌いでしたが、そういうカタルシス効果や、音声の発生そのものが快感ホルモンを活性化させるという効果を持つということで、レパートリーの少ない懐メロを搾り出すように歌っています。(笑)