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あひる飛び込む水の音

蛙飛び込むならず、あひる飛び込む水の音で目が覚めました。あひるが飛び込んだのは私の部屋の階下にある幼稚園所有の池です。

私の下宿兼事務所は幼稚園の前にあります。ウィークデイは園児の声は大したことはないですが、アンパンマンの主題歌や、先生の怒鳴り声のメガホンで営業電話をかける障害になるほどです。(それを口実にサボってはいけない)

情操教育の一環か、天網で覆った池にあひるとかもが3羽ずついます。天網とはカラス対策なのでしょうが、サッカーボールが上がっていることもあります。今日は雨の日なので、早めに顔を洗いに池に飛び込んだというところでしょうか。見ていると面白く、たまにすずめやつぐみなどが餌をもらいに来ます。彼らは小さいので天網も物としませんが、やはり主人のあひるとかもに遠慮して、彼らが食べるときは気を使って退いています。

しかしこの幼稚園、そんなのどかな光景とは裏腹に、先生の働きは大変なものがあるようです。朝は8時から朝礼で、それまでは掃除をしています。そして夜は9時10時まで明かりが灯いています。12時間か14時間労働が毎日のようです。そして園児には愛の教育たる指導の怒鳴り声(若い女性が発するものである)の連続です。いくら若くて発声は健康に良いといっても、土曜出勤の身にはこたえるのではないでしょうか。

実はこの幼稚園の本部に、前職のとき営業を掛けたことがあります。そ知らぬ顔で電話をかけると、就業規則について結構語ってくれました。こりゃ有望だ!と思いましたが、前職の事務所で資料を送っているし、隣の会社の指導というのも変なので、うっちゃっています。求人広告を見ると、結構年がら年中求人を出しているようで、出入りの激しい会社のようです。労務管理が大変でしょう。だから電話営業にも熱い思いを語ってくれたのです。

私は入りませんが、有能な社労士が来て、労務管理してくれることを願いたいですね。もう入っているかも知れませんが。