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職場適応援助者助成金
職場適応援助者助成金
精神障害者をハローワークの紹介で雇入れ、支援するヒト(職場適応援助者)を配置した場合に支給されます。
★ どんな助成金?
地域障害者職業センターが、障害者職場適応援助計画を作成した事業主に、職場適応援助者に対して支援を提供した場合、提供されます。企業に雇用される障害者の職場適応上の課題を解決し、その雇入れ後の職場適応・定着を図る職場適応援助者の活用を促進するための助成金です。
★ いくらもらえる?
・訪問型職場適応援助者
支援実施1日あたり日額16,000円(4時間以上)8,000円(4時間未満)
1回最大1年8ヶ月(精神障害者2年8ヶ月)
精神障害者は、支援実施1日あたり日額16,000円(3時間以上)8,000円(3時間未満)
1回最大2年8ヶ月
内訳: 集中・移行支援機関最大8ヶ月 フォローアップ期間最大1年(精神障害者2年)
・企業在籍型職場適応援助者
① 1か月あたり、対象労働者の数に、下に掲げる区分に応じた額を乗じて得た額を支給
短時間労働者以外の者: 中小企業8万円 中小企業以外6万円
短時間労働者:中小企業4万円中小企業以外3万円
精神障害者:短時間労働者以外の者: 中小企業12万円 中小企業以外9万円
短時間労働者:中小企業6万円中小企業以外5万円
1回助成対象上限6カ月(上記集中支援と移行支援)
② 企業在籍型職場適応援助者養成研修に関する受講料を事業主がすべて負担し、かつ、養成研修の修了後6か月以内に、初めての支援を実施した場合に、その受講料の1/2の額
★ 受給のポイント
職場適応と助成金活用の流れの一例は以下の通りです。支援計画の開始日から3か月以内に、「受給資格認定申請書」に必要な書類を添えて、事業所の所在地を管轄する都道府県労働局またはハローワークに提出します。
雇い入れ
不適応課題の詳細を分析し、集中的に改善を図る ・・・ 訪問型 最大8ヶ月
↓
集中支援
不適応課題の詳細を分析し、集中的に改善を図る ・・・ 企業在籍型 最大6ヶ月
↓
移行支援
支援ノウハウの伝授やキーパーソンの育成により、
支援の主体を徐々に職場に移行 ・・・ 企業在籍型 最大6ヶ月
↓
フォローアップ
数週間~数ヶ月に一度様子確認 ・・・ 訪問型 最大1年
◆ 流れの中で、支援する内容は以下の通りです。
事業主
・雇入れに当たって、配置、職務内容の設定に関する助言
・障害特性に配慮した雇用管理に関する助言
障害者
・業務遂行力の向上支援
・職場内コミュニケーション能力の向上支援
・健康管理、生活リズムの構築支援
従業員
・障害の理解に係る社内啓発
・障害者との関わり方に関する助言
・指導方法に関する助言
家族
・安定した職業生活を送るための家族の関わり方に関する助言