« フランスの少子化克服 | メイン | 国保:あやふやな行政の対応 »

積立方式の年金とは?

年金には、賦課方式と積立方式の運営方法があります。

要するに、若い世代に頼るか、自分で稼ぐか、ということです。今の日本の年金制度はほとんど賦課方式ですが、積立方式の年金制度もあります。それは農業者年金です。

この制度では納付された保険料は将来の自分のための年金給付の原資として積み上げられ、将来は運用益をプラスして老齢年金を受給することになります。

また、「付加年金」を必ずつけなくてはならない点も特徴のひとつです。保険料400円で、将来200円×納付月数を給付されることになります。

つまり、「農業の方」は基礎年金+農業者年金+付加年金を給付されることになります。いくらもらえるかというと、

保険料月額2万円に運用益3%とすると、30年間加入で夫婦2人で月額26万円受給できるようです。

農業者の定義は、60歳未満の農業に従事するものも含まれます。つまり兼業農家つまりサラリーマンでも加入できます。年間60日以上農業に従事するものであれば良いのですが、兼業農家の方は会社で厚生年金に入っていると加入できないので注意が必要です。

掛金は積立式らしく、2万円~6万7千円まで加入者が決定できます。特例保険料というのもあって、これは「地域の若き農業の担い手」として認定された方が、月額1万円に割引される制度です。

取り扱い窓口はJA(農協)です。国は農業者年金を借りて、将来厚生年金などを積立化する実験を行っているのではないでしょうか。