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労働保険なんかYeah!Yeah!

私には確かにこう聞こえました。耳が悪いのでしょうか。ちょっとクセのある社長さんです。要は「労働保険料を払いたくない!」と言っているということです。

しかもまだ今年の年度更新(労働保険の申告)をしていない。今回の申告をどうするか?という問題で奥さんから連絡があったのです。

社長さん本人の弁をべらんめい調を除いて要約すると…

「労働保険料なんかびた一文払いたくない。保険料を抑えるどころか1円たりとも払いたくない。どうして辞めたやつにまで金を払わなくてはならないのだ。雇用保険なんてもらったやつは働きもせずにのほほんとしているんだろう。こんなべらぼうに高い保険料が払えるか!」
「従業員の福利厚生には民間の保険を使っている。従業員も全員それで納得している。」
「(ある社労士事務所は)廃止してくれといったのに未だしていない。こんなもの(申告書)が来たのはやつらの責任だ。労働保険は義務だとだまして入らせたのだ。やつらに払ってもらうけど、お前にその手続きはできるか?」

その対策は…

診断
今回労働保険料を払ってもらうどころか、社会保険の加入自体が無理。なぜかと言うと、労働保険の効用や義務を説く以前に、「払いたくない!」の一点張りで意識を遮断しているので、説こうとしても逆効果です。

対策
見せていただいた書類を返して、「あんたがやりなさい。うちは知らない」という意味のことを言いました。できれば民間の保険と労災+ウチの顧問料を比較したシミュレーションを出そうと一瞬思いましたが、こんな状態では先が思いやられるので撤退しました…

やれやれ。こういう会社は一度痛い目にあってみないと分からないですね。調査の怖い現実など言ってもどやされそうだし、こんな難攻不落の要塞を攻略するより、もっと他の会社を訪問した方が良さそうです。