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最新の就業規則の傾向

就業規則は、校則とか、刑法といったイメージがあります。つまり「ここが危ない」「これはするなよ」という、攻撃に対する防御、という感じですね。

ところが最近は、そういう防衛的なもののほかに、逆に儲けるため、従業員のヤル気を引き出す仕組みとしての就業規則が注目されています。どうやって利益を上げるのかという問題は難しいので、ここでは、遊び心の就業規則を見ることにしましょう。

「これはするなよ」という罰則は、やってしまうと戒告!減給!という暗いイメージがありますが、これを周囲には明るく、本人にはキツイお灸を据える、という効果を持たせるということも可能です。

例えば、

おもしろい社内規則!は、遅刻5回に付き、コスプレ勤務1日というユニークなものです。しかも周囲はこれを笑ってならないという附則付きです。私ならこれをやられればもう2度と遅刻はすまいと猛省しますね。

さらに良いのは、周囲への影響です。懲罰をやられれば本人もさることながら、周囲が気を使います。仕事の円滑さにも影が落ちます。しかしここまであからさまにやられると暗い雰囲気がパーッと散らされたようなイメージが湧きますね。笑いをこらえながら懲罰を受けた本人に仕事を頼む同僚の姿が目に浮かぶようです。

また、なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?―ヒト・モノ・カネを最大に活かす6つのヒントという本に、サッカーの規則を利用した賞罰制度が紹介されています。

違反行為…イエローカード。効力3ヶ月、重大な場合レッドカード
褒賞行為…ゴールドカード。効力1年、重大な場合プラチナカード

違反カードと、褒賞カードは相殺可能です。すごく分かり易い制度ですね。人事制度は分かり易ければ易いほど社員に膾炙し、効果を発揮するといいますが、こういう制度を入れて効果の上がる会社は多いのではないでしょうか。

暗くなりがちな世相ですが、こういうときに遊び心の就業規則というのはいかがでしょうか。