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規則・法律は何のために作る?
第三のビール増税のことです。これ非常に良くないですねえ。増税そのものではなく、その「ココロ」が最悪なのです。
以前発泡酒というものが開発されました。消費者に安くて美味しいビールを提供することに成功した発泡酒は大当たりしました。
これはなぜ生まれたのでしょうか?いわゆる普通のビールに増税がなされたために、税金のかからない方法で作れないかと模索した結果です。言ってみれば税制が技術革新を生んだようなものです。
ところが発泡酒は増税で、第三のビールを開発したら、今度はこのような意欲を根底から削ぐ税制改悪が行われました。今回の改正のポイントは第三のビール増税は消費者の反発を恐れ小幅にし、そのかわり「今後新しい税金逃れビールの開発を許さない」ことにあるようです。
「税金は取りやすいところから徴収する」という意地悪酷吏のようなやり口で、技術の成長も何もあったものではありません。決まりを作る側はこういう見方ではいけません。
あくまでも、背後にある人間、技術の成長が見込める規則・法律でなければならないのです。ビールなら第4、第5のビールが出るように現行の税制を残すのが道ではなかったでしょうか。
社労士としては就業規則に代表される各種規程に、ぜひ成長が見込める規程を盛り込みたいものです。単に残業代が出ない工夫、悪いことをしたら罰せられる懲罰を定めるのではなく、残業せずに仕事が片付いて、後は自己啓発に時間を当てることができ、懲罰を受けて本人が一層成長できるような意図を盛り込むことが必要なのです。
決まりというものもぜひ、ビール増税のように近眼視的にならないように、しっかりと作っていただく必要がありますね。就業規則も税制も、この点変わることはありません。